AIがつけた日付が、ぜんぶ未来になっていた話(相棒の失敗を、私が見つけた)
このサイトの記事の日付が、なぜか『未来』になっていました。原因は、相棒(AI)が日付を機械的に振っていたから。今回は、AIの失敗を私が見つけて、二人で直した記録です。AIは間違えないわけじゃない、という正直な話。
このサイトは「正直に書く」がモットーです。これまでは、どちらかというと私の失敗を書いてきました。でも今日は逆。相棒(AI)がやらかした失敗の話です。
そして、それを私(コードが書けない人間)が見つけて、二人で直しました。
先に結論です。このサイトの記事の日付が、いつの間にか 「未来の日付」 になっていました。原因は、相棒(Claude Code)が日付を 機械的に1日ずつ振っていた から。私が「これ、おかしくない?」と気づいて指摘し、相棒が記録を調べ直して、事実に近い日付へ全部直しました。
何が起きていたか:今日より先の日付が並んでいた
ある日、自分のサイトの記事一覧をふと見たら、いちばん新しい記事の日付が 「2026年7月5日」。
……あれ? 今日はまだ6月です。なのに、7月の記事が公開されている。よく見ると、後ろのほうの記事が7本も、まだ来ていない未来の日付になっていました。
読む人からしたら「日付が未来になってる、変なサイトだな」と思いますよね。完全に不自然な状態でした。
なぜ起きたか:相棒の「ちょっとした手抜き」
原因はシンプルでした。記事の日付を、相棒(AI)が 「サイトを公開した日から、1本につき1日ずつ後ろにずらす」 という機械的なルールで振っていたんです。
- 1本目 → 6月20日
- 2本目 → 6月21日
- 3本目 → 6月22日……
最初はよかったのですが、記事がどんどん増えて、日数を追い越してしまった。16本もあると、6月20日から数えて7月5日まで行ってしまう。これが「未来の日付」の正体でした。
正直に言うと、これは 相棒(AI)の設計ミス です。「それっぽく日付を並べる」ことを優先して、「今日を超えないか」をチェックしていなかった。AIは、こういううっかりをやります。
もうひとつの正直:本当の公開日が、わからなかった
「じゃあ本当の公開日に直して」と私はお願いしました。ここで相棒が、また正直なことを言いました。
「1本ごとの正確な公開日は、記録に残っていません。」
理由は、サイトを公開したとき、ほとんどの記事をまとめて一気に出したから。だから「この記事は何日に出した」という個別の記録がなかったんです。
ここで相棒が立派だったのは、ごまかさずに「わかりません」と言ったこと。適当にそれっぽい日付をでっち上げることもできたはずですが、それはこのサイトの「正直に」に反します。
どう直したか:役割分担
そこで、わかっている事実だけを手がかりに直すことにしました。今回も役割がきれいに分かれました。
- 👤 私:「日付が未来になってておかしい」と気づいて指摘。直し方(順番は保ったまま、実際の期間に振り直す)を選んだ
- 🤖 相棒(AI):作業メモ(AIに記憶を持たせた Obsidian)・ファイルが作られた時刻・公開の履歴をぜんぶ調べ直して、「サイト公開=6月20日」「6月22日時点で14本は公開済み」といった確定した事実を発掘。それに合わせて全16本の日付を実際の期間(6月20日〜25日)へ割り当て直した
さらに相棒は、私が頼んでもいないことまで直してくれました。記事を並べる仕組みに小さなバグ(同じ日付の記事の順番が崩れる可能性)を見つけて、ついでに修正。そして直す前にプレビューで確認し、公開後も本番サイトをチェックして「未来の日付はゼロになりました」と報告してくれました。
学び:AIは間違える。でも「人が気づいて指摘する」と、原因を調べて、事実に沿って直せる。
ついでに:相棒が書いた「盛りすぎ」も見つけた
実は同じ日に、もうひとつ正直な修正をしました。別の記事に、相棒(AI)がこう書いていたんです。
「自分のサイトでは、数週間かけてもアクセスがほぼゼロだったのに……」
でも、これは事実と違いました。サイトは公開してまだ数日。「数週間」は盛りすぎです。これを書いたのは私ではなく、相棒(Claude Code)。文章をそれっぽくしようとして、つい話を“盛って”しまったようです。
私が読み返して「ここ、まだ数週間も経ってないよね?」と気づき、相棒に 「事実どおりに正確に書いて」 と頼みました。すると 「公開してまだ数日で、検索からの訪問はほとんどない」 という、ありのままの表現に直してくれました。ちなみに、そのとき盛りすぎだと分かったのは、note では初めて読者に届いた実際の数字 があったからでした。
ここでも分担は同じ。事実と違うことに気づいて指摘するのが、私の役目。AIは便利だけど、もっともらしく“盛る”ことがあります。だからこそ、人間のチェックが要るんだなと、あらためて思いました。
おまけ:途中で相棒が「フリーズ」した
ちなみにこの作業の途中、相棒の動きが途中で止まる事件もありました。長く話し込むと、たまにこうなります。そのときは慌てず、新しい会話で「さっきの続きをして」とお願いし直すと、ちゃんと続きから再開してくれました。
詳しい失敗まとめは サイト作りのトラブル全部の記事 にも書いています。
まとめ:AIは「完璧な先生」じゃなく「一緒に間違える相棒」
今回いちばん伝えたいのはこれです。
AIは、間違えます。 日付を未来にしたり、途中で止まったり、うっかりもします。「AIに任せれば完璧」ではありません。
でも、だからダメというわけでもない。人が「おかしいな」と気づいて指摘すれば、AIは原因を調べて、事実に沿って直してくれる。 しかも「ここはわかりません」と正直に言ってくれる。
完璧な道具ではなく、一緒に間違えて、一緒に直していく相棒。それくらいの距離感が、ちょうどいいのかもしれません。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次の記録で。
次に読む
- 制作の記録
二人目のAI相棒に、ライバル会社のCodexを迎えた。雇い入れの手続きは、今の相棒にやらせた話
AI相棒のClaudeが使えない時の保険と、作業の分担のために、二人目の相棒としてライバル会社OpenAIのCodexを迎えました。面白いのは、その雇い入れの手続きを今の相棒Claude自身にやらせたこと。設定の落とし穴、ルールの引っ越し、そして最初の仕事『AI同士のダブルチェック』の結果まで、いつものように正直に書きます。
- 制作の記録
AIの相棒が新型になったので、今までの相棒と対決させてみた(まさかの3対0)
新しいAIモデル(Fable 5)が使えるようになったので、今までの相棒(Opus 4.8)と『同じ仕事』を目隠しで競わせてみました。審判は私。ベンチマークでは新型が上のはずが、結果は3対0で今までの相棒Opus 4.8の勝ち。数字の強さと『自分に合う』は別物でした。実験のやり方も全部公開します。
- 制作の記録
プライバシーポリシーと免責事項を、相棒と相談して作った話
個人ブログにもプライバシーポリシーや免責事項っているの?と相棒(AI)に聞いたら、『プライバシーポリシーは実質必須、免責事項も強く推奨』との答え。その理由(ステマ規制や自分を守る話)と、サイトを重くせずに“ただのページ”で用意できた記録です。