AI相棒ノート
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収益化への挑戦約 11 分で読めます

AIで音楽を作って稼げるのか、Sunoに登録して課金した話(連載スタート)

AIで音楽を作って本当に稼げるのか、これから連載で検証していきます。第1回は、AI作曲サービス『Suno』に登録して有料プランに課金した記録。なぜ最初から課金が必要だったのか(無料プランで作った曲は商用利用できない・後から課金しても過去の曲は基本的に救えない)という、いちばん大事な落とし穴を正直に書きました。実は先に2ヶ月試して収益は約3円だった、という前史も隠さず公開します。

先に結論:AIで音楽を作って稼げるのかを検証する連載の第1回として、AI作曲サービス「Suno(スーノ)」に登録し、有料プランに課金しました。無料プランで作った曲は商用利用(お金を稼ぐこと)ができず、後から課金しても無料時代の曲は基本的にさかのぼって使えません。だから、稼ぐつもりなら最初から有料プランで作る必要があります。 料金は、日本から開くとProが月1,500円(年払いなら月1,200円・税は別)。有料でも、曲のダウンロードはProで月20曲までです(2026年10月25日時点)。 正直な前史として、この連載の前に2ヶ月ほど試していて、そのあいだの収益は約3円でした。 AIで音楽を始めようか迷っている方の、最初のつまずき防止になればうれしいです。

こんにちは、アイランドネームです。

「AIで音楽が作れるらしいけど、それって稼げるの?」

このサイトを見てくれている方の中には、そう気になっている方がいると思います。私も、気になっていた一人です。

文章や画像だけでなく、音楽まで作れる時代です。だったら、その音楽でお金になるのかどうか、実際にやってみて記録するのがいちばん正直だと思いました。

そこで今日から、新しい連載を始めます。

テーマは「AIで音楽を作って、本当に稼げるのか」。夢のある話も、絶望的な数字も、全部そのまま書いていきます。

今回はその第1回。AIで作曲ができるサービス「Suno」に登録して、有料プランにお金を払った、という記録です。

私の相棒であるAI(Claude Code。いまはFable 5というモデルと組んでいます)と一緒に、これから作戦を立てて進めていきます。以降はこのAIのことを、いつものように「相棒」と呼びます。

正直な前史:実は先に2ヶ月試して、収益は約3円でした

連載のいちばん最初に、隠しておきたくないことを打ち明けます。

じつは私、この連載を始める前から、こっそり音楽を作って配信していました。2ヶ月ほど前のことです。

日本の昔話をテーマにした曲などを作って、世界中の音楽サービスに届けていました。「KnoSHIMA 1029」という名義でやっていて、これは開示してかまわない活動なので、名前も出しておきます。

具体的には、桃太郎・浦島太郎・かぐや姫といった昔話を題材にした曲を、第1弾のアルバムとして出しました。タイトルは『桃太郎、浦島太郎、かぐや姫への想い』です。

全部で29曲を、23の配信サービスに届けました。数だけ見ると、けっこう頑張ったように見えます。

ちなみに、SpotifyやApple Musicには、個人が直接曲をアップロードすることはできません。1回の登録で23のサービスにまとめて届けてくれる仕組みが別にあって、その方法は連載の次回で詳しく書きます。

では、その2ヶ月でいくら稼げたか。正直に言います。

約3円でした。

米ドルで0.02ドル。桁を間違えているわけではありません。3円です。

さらに細かく見ると、世界最大級の音楽サービスでの再生回数はゼロ。別の大手サービスで、ようやく4回だけ再生されていました。

この「片方はゼロ、片方は4回」という差にも意味があるのですが、それは連載の後半でくわしく書きます。

なぜ、こんな正直すぎる数字を最初に出すのか。

このサイトが「盛らない・隠さない」を約束しているからでもありますが、それ以上に、この絶望的な数字こそが出発点になるからです。

稼げなかった、で終わらせず、「なぜ稼げなかったのか」「ここからどう積み上げるのか」を記録するのが、この連載の役目です。

だから、収益の数え方はこう決めました。

この前史の分(約3円)は、「参考の過去」として脇に置きます。連載で数えていくのは、これから新しく作るコンテンツで生まれた収益だけ。

過去の遺産に乗っかるのではなく、ここからのスタートでどこまで積み上がるかを見ていきます。ここからが本番です。

なぜ最初から課金したのか:これが今日いちばん大事な話です

さて、本題です。今日、Sunoの有料プランに課金しました。そして、これが今回いちばんお伝えしたい注意点です。

Sunoには、無料で使えるプランがあります。ためしに曲を作ってみるだけなら、お金は要りません。私も最初はそう思って、無料で始めてもいいかなと考えました。

ところが、調べてよかった。

無料プランで作った曲は、商用利用ができないのです。

商用利用というのは、かんたんに言えば「その曲でお金を稼ぐこと」です。配信サービスに出して収益を受け取ったり、BGM素材として売ったりする行為が、これにあたります。

無料プランで作った曲は、あくまで個人的に楽しむためのもの、という決まりになっています。

「じゃあ、最初は無料で作って、稼げそうになったら課金すればいいのでは」と思いますよね。私もそう思いました。

でも、ここに大きな落とし穴があります。

後から有料プランに課金しても、無料時代に作った曲までは、基本的に、さかのぼって商用利用できるようにはならないのです。

商用利用の権利がつくのは、あくまで「有料プランに入っている期間中」の曲だけ。無料時代の曲は、あとでお金を払っても、稼ぐためには使えないままと考えておくのが安全です。

(公式ヘルプには、特定の曲にかぎって例外を認める場合もあるけれど、保証はない、とも書かれています。あてにはできない、ということです。)

たとえるなら、お店で売る許可を取る前に焼いたパンは、あとから許可を取っても店頭には並べられない、というイメージに近いかもしれません。

これは、けっこう見落としやすい落とし穴だと思います。

「とりあえず無料でたくさん作りためて、良い曲ができたら課金して売ろう」という計画は、成り立たないと考えておくのが安全です。作りためた無料の曲は、稼ぐ目的では基本的に使えないからです。

だから私は、最初から有料プランで作ることにしました。

稼げるかどうかを検証するのが目的なのに、作った曲が最初から「稼ぐのに使えない」のでは、検証そのものが成り立ちません。ここは迷わずお金を払うところだ、と判断しました。

この一点だけでも知っておいてもらえたら、この記事を書いた甲斐があります。

Sunoの料金:私が入ったのはどのプランか

では、実際の料金です。

ここは数字が大事なところなので、Suno公式の料金ページの表示を、そのまま書きます。下の表は、2026年10月25日時点に日本から開いたときの表示です。料金は変わることがあるので、申し込む前に必ずSuno公式の料金ページでご自身で確認してください。

Sunoのプランは、大きく3つあります。

プラン 料金(税は別) 商用利用と、使える量
無料 0円 商用利用はできません。1日50クレジット。毎月の曲のダウンロードはなし
Pro 月1,500円(年払いなら月1,200円) 商用利用できます。毎月2,500クレジット。ダウンロードは月20曲まで
Premier 月4,500円(年払いなら月3,600円) 商用利用できます。毎月10,000クレジット。ダウンロードは月60曲まで

日本から開くと、料金は円で表示されます。英語の公式ヘルプには、有料プランは月10ドルから(年払いは割引あり)と書かれています。

クレジットというのは、曲を作るときに消費する「回数券」のようなものだと思ってください。曲をたくさん作るほど、たくさん消費します。

ダウンロードは、作った曲をファイルとして手元に保存することです。配信サービスに出したり、BGM素材として売ったりするには、このファイルが必要になります。

私が入ったのは、まん中のProプランです。

まずは商用利用の権利がほしかったのと、月2,500クレジットあれば、検証を始めるには十分な曲数が作れそうだと判断したからです。

いちばん上のPremierは量産する人向けで、今の私には大きすぎると感じました。

まずはProで始めて、足りなくなったら考える。パソコンのときと同じで、「限界が来てから上げる」という考え方です(この話は40万円超のMacBook Proに買い替えた話にもくわしく書いています)。

正直な注意も、添えておきます。

クレジットは、基本的にその月のうちに使い切る前提で、翌月に持ち越せません。毎月コツコツ作る人向けの仕組みです。

有料プランでも、曲をダウンロードできる数には上限があります(上の表のとおり、Proは月20曲、Premierは月60曲)。今の公式ヘルプでは、商用利用の権利がつくのは「有料プランに入っている間にダウンロードした曲」と書かれています。上限より多くダウンロードしたいときは、追加で買う形です(料金ページに「追加クレジットおよびダウンロードの購入が可能」とあります)。

また、有料プランでもらえるのは「商用利用してよい」という権利であって、「その曲の著作権が確実にあなたのものになる」という保証とは別だと、公式でも念押しされています。

AIで作った曲の権利まわりは、世の中でも整理の途中です。分かったことは、この連載で正直に共有していきます。

これから連載でやること

今日は「登録して課金した」という、いわば準備の記録でした。ここから連載でやっていくことを、先にお伝えしておきます。

まずは、相棒と一緒に曲を作っていきます。

作詞や曲の雰囲気づくりを、AIとどう分担するのか。その作り方を、次回以降でそのまま公開するつもりです。

曲がたまってきたら、配信サービスやBGM素材のお店に出し、毎月「今月はいくらになったか」を定点観測します。

音楽サービスの売上集計は2〜3ヶ月遅れて届くので、数字が見えてくるのは少し先です。でも、届いたらそのまま公開します。

正直に言えば、私自身、この連載が最後にプラスで終わるのか、マイナスのまま終わるのか、まだ分かりません。2ヶ月で約3円という前史を思えば、きびしい戦いです。

でも、稼げていてもいなくても、「AIで音楽を作って稼げるのか」という問いに、実データで一つの答えを出すこと自体に意味がある。

うまくいかなかった記録も、これから始める人にとっては、立派な道しるべになるはずです。

そもそも、なぜ私がこうやって収益化に挑戦しているのか。その最初の作戦は、収益化への挑戦、正直な作戦を立てましたに書いています。あわせて読むと、この音楽連載がどこに位置づくのか、見えてくると思います。

まとめ

長くなったので、今日の話をまとめます。

  • 今日から「AIで音楽を作って稼げるのか」を検証する連載を始めました。第1回はAI作曲サービスSunoに登録して有料(Pro)プランに課金した記録です。
  • いちばん大事な注意点:無料プランで作った曲は商用利用できません。しかも後から課金しても、無料時代の曲は基本的にさかのぼって使えるようにはなりません。稼ぐつもりなら最初から有料プランで作る必要があります。
  • 料金は2026年10月25日時点、日本から開くとProが月1,500円(年払いなら月1,200円・税は別)。有料でも、曲のダウンロードはProで月20曲までです。私はまずProから始めました。
  • 正直な前史も公開しました。実は先に2ヶ月試していて、そのあいだの収益は約3円でした。連載で数えるのは、これから新しく作る分だけです。

音楽で一発当てる、みたいな派手な話には、ならないと思います。

それでも、非エンジニアの私がAIと組んで、どこまでやれるのか。地味でも正直な記録を、ここから積み上げていきます。

もし「その第1弾がどんな曲なのか気になる」という方がいたら、前史で作ったアルバムを聴けるようにしてあります。よかったら、のぞいてみてください。

👉 KnoSHIMA 1029『桃太郎、浦島太郎、かぐや姫への想い』を聴いてみる

AIで曲を作ってみるつもりなら、作り始める前に、公式の料金ページで商用利用の条件と、毎月ダウンロードできる曲の数に目を通しておくと、あとから後悔せずに済みます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次の記録で。

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