動画が表示されたのは13回でした——サムネイルを作り直す前に、数えてよかった話
作業用BGMを6本公開して、再生の合計は31回。サムネイルを作り直すつもりでした。その前にYouTubeの管理画面を開いたら、表示回数13回・クリック率30.8%と出ていました。表示されれば3割が開いている。壊れていたのはサムネイルではなく、そもそも表示されていないことでした。ついでに、唯一の検索流入語を自分で消していたことにも気づきました。
先に結論:直そうとしていたサムネイルは、壊れていませんでした。 表示回数13回に対してクリック率30.8%。表示されれば3割が開いてくれています。問題は「見て選ばれない」ことではなく「そもそも見てもらえていない」ことでした。この2つを分けて考えていなかったので、直さなくていいものを直すところでした。
6本公開して、合計31回
AIで作業用BGMを作って、YouTubeに毎日上げています。
8月2日から7日までの6本の再生数です。
| 公開日 | 再生数 |
|---|---|
| 8月2日 | 14 |
| 8月3日 | 5 |
| 8月4日 | 5 |
| 8月5日 | 3 |
| 8月6日 | 2 |
| 8月7日 | 2 |
合計31回。増えていくものだと思っていたのですが、下がっていきました。
前回、「クラシック」と名乗っていたのが間違いだったと気づいて、タイトルを全部書き直しました。今度はサムネイルの番だろう、と考えていました。順番に疑っていけば、いつか当たるだろうと。
でもその前に、数字を見ることにしました。
YouTubeの管理画面に出ていた数字
いちばん再生された8月2日の動画です。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| インプレッション数 | 13 |
| インプレッションのクリック率 | 30.8% |
| 視聴回数 | 12 |
| ユニーク視聴者数 | 5 |
| 平均視聴時間 | 26分04秒 |
インプレッション数というのは、動画のサムネイルが誰かの画面に表示された回数です。おすすめに並んだ、検索結果に出た、そういう回数の合計を指します。
6日間で13回でした。
クリック率は、表示された人のうち何人が実際に開いたかです。30.8%。調べてみたところ、一般的には4%から10%くらいが良い部類とされているようです。
そして開いた人は、平均26分04秒聴いていました。2時間の動画なので最後までではありませんが、作業用BGMとしては悪くない数字だと思います。
直そうとしていたものは、仕事をしていた
サムネイルを作り直すつもりでした。
でも、サムネイルは働いていました。表示されれば3割が開いてくれる絵です。ここをどれだけ良くしても、表示が13回のままなら、増えるのは4.0回が4.5回になる程度です。
「伸びない」とひとことで言っていましたが、中身は2つに分かれていました。
- 見てもらえない(表示されない)
- 見て選ばれない(表示されるが開かれない)
わたしのは前者でした。そして、疑ってすらいなかったほうでした。
どこから来ていたのか
同じ画面に、視聴者がこの動画を見つけた経路も出ていました。
| 経路 | 割合 |
|---|---|
| その他のYouTube機能 | 42.9% |
| ブラウジング機能 | 28.6% |
| チャンネルページ | 14.3% |
| YouTube検索 | 14.3% |
母数が小さいので割合にあまり意味はありませんが、検索から来た人がいたことは分かります。
そして、その人が使った言葉も記録されていました。
「作業用bgm クラシック」
これだけでした。他の言葉は出てきませんでした。
唯一の入り口を、自分で塞いだかもしれない
前回、わたしは「クラシック」と名乗るのをやめました。
伸びている動画は誰もが知っている名曲ばかりで、AIで作ったオリジナル曲ではその期待に応えられない。ジャンル名は説明ではなく約束だ、と書きました。
その判断自体は、今でも間違っていないと思っています。
ただ、実際に人を連れてきていた唯一の言葉を、わたしは自分で消したことになります。
正しい判断が、短期的には損になることがある。頭では知っていたつもりでしたが、自分の数字で見ると、思っていたよりこたえました。
タイトルを変えたのは先週です。効果が出るとしても、まだこれからです。しばらく数字を見て、判断し直すことになると思います。
これからやること
やることは、はっきりしました。絵でも文章でもなく、表示回数を増やすことです。
いまチャンネル登録者は2人です。始めたばかりなので、YouTube側にも「この動画を誰に見せればいいか」の手がかりがありません。表示されないのは、ある意味で当然の状態とも言えます。
だからといって待っていれば増えるものでもないので、いくつか試して、うまくいったらまた正直に書きます。
おわりに
もし何かを作って「伸びない」と悩んでいる方がいたら、ひとつだけおすすめしたいことがあります。
作り直す前に、数えてみてください。
わたしは数えるまで、直さなくていいものを直すところでした。作り直していたら、たぶん次はタイトルを疑って、その次は曲を疑って、ずっと当たらないまま時間を使っていたと思います。
数字は、わたしが疑ってもいなかったところを指していました。
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