AIに「記憶」を持たせたら、相棒がもっと頼れる存在になった(Obsidian × Claude Code)
AIに毎回イチから説明するの、疲れませんか? 私は『Obsidian(オブシディアン)』という無料のメモアプリをAIの相棒とつないで、自分専用の『第二の脳』を作りました。非エンジニアでもできた、AIに記憶を持たせる方法を正直にまとめます。
AIの相棒(Claude Code)を使っていて、ひとつだけ「もったいないな」と感じることがありました。
それは、新しく話しかけるたびに、また一から自分のことを説明しないといけない こと。
「私はこういうことをしていて」「前にこう決めたよね」——毎回これを伝え直すのは、地味に疲れます。そこで今回挑戦したのが、AIに『記憶』を持たせる という作戦です。結論、これがとても良かったので、正直に共有します。
そもそも、なぜAIは忘れるの?
AIの相棒はとても賢いのですが、基本的には その場の会話が終わると内容を忘れます。 人間のように「先週の続き」を勝手に覚えてくれるわけではありません。
だったら、忘れない場所に知識を書いておいて、毎回そこを読んでもらえばいい。 その「忘れない場所」として使ったのが、今回の主役です。
主役:Obsidian(オブシディアン)という無料アプリ
Obsidian は、ひとことで言うと 「メモを、ただのファイルとしてパソコンに保存するアプリ」 です。
ここがポイントで——
- メモが特別な形式ではなく、ただのテキストファイル として手元に残る
- AIの相棒は、パソコンの中のファイルを読んだり書いたりするのが得意
つまり、Obsidianに知識を貯めておけば、AIがそれを直接読み書きできる。 これが「相性が良い」と言われる正体でした。私はこれを、自分専用の 「第二の脳」 と呼んでいます。
私が実際にやったこと
むずかしい設定は不要でした。やったのは、ざっくりこれだけです。
- Obsidian(無料)をインストールする
- 用途ごとに、保存場所(フォルダ)を分けて作る(私は「副業用」「プライベート用」など、混ざると困るものを分けました)
- 相棒のAIに「このフォルダの中を読んで、知識を整理して」とお願いする
すると相棒が、これまでバラバラだったメモやノウハウを、読みやすいノートに整理し、お互いをリンクでつないでくれました。 次からは「あの件どうなってたっけ?」と聞くだけで、ちゃんと思い出してくれます。
💡 小さなコツ:最初に"分けて"おく なんでも1か所に放り込むと、あとで混ざって困ります。「これは見られたくない」「これは別にしておきたい」というものは、最初からフォルダを分けておく と安心です。AIにも「このフォルダだけ見てね」と頼めます。
良かった点(正直な実感)
- 毎回の説明がいらなくなった。 「前に決めたこと」を相棒が覚えていてくれるので、会話がスムーズになりました。
- 自分の頭の中が整理された。 AIに整理してもらう過程で、自分でも「あ、こう考えていたのか」と発見がありました。
- 無料。 Obsidian本体はタダで使えます(個人利用)。お金の心配なく始められるのは大きいです。
正直なデメリット・注意点
良いことばかり書かないのがこのサイトの約束なので、正直に。
- 基本は「自分のパソコンの中だけ」。 便利な反面、パソコンが壊れると消えます。 だからバックアップが必須です(後述)。
- 最初の整理は、少し手間。 散らかったメモをいきなり全部きれいにはなりません。少しずつでOKです。
- 表やデータの管理には、別の道具のほうが向くことも。 「考えやメモ」はObsidian、「数字の一覧表」は別、と使い分けると快適でした(ここはちょっと上級の話なので、今は気にしなくて大丈夫です)。
おまけ:全部まとめてバックアップした話
「パソコンが壊れたら消える」のが唯一こわいところ。なので私は、作業データを丸ごとGoogle Driveにバックアップ しました。
これも相棒にお願いして、「決まったフォルダにだけコピーして、今あるデータと混ざらないようにして」 と頼んだら、その通りにやってくれました。終わったあとに「ちゃんと全部コピーできてる?」と確認までしてもらえて安心でした。
📎 このバックアップの具体的な設定ややり方は、Googleドライブで全データをバックアップした話 でくわしくまとめています。
⚠️ AIにファイルをさわってもらうときは、先にバックアップ。 これは何度でも言いたい大事なことです。
まとめ
- AIは基本「会話が終わると忘れる」。だから 忘れない場所(Obsidian)に知識を置いて、読んでもらう
- Obsidianは 無料・手元・シンプル。非エンジニアでも始められた
- 便利だけど バックアップは必須
AIの相棒に「記憶」を持たせると、ただの便利な道具から、自分のことを分かってくれる相棒 に一歩近づきます。「毎回説明するの疲れたな」と感じている方は、ぜひ試してみてください。
(そもそもの相棒「Claude Code」については、こちらの記事 で正直に紹介しています。)
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次の記録で。
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