1件23,000円の広告オファーが来た。収益0円の私が、断った理由
非エンジニアの筆者のもとに、成果報酬1件23,000円という高額の広告掲載オファーが届きました。収益0円のサイトにとっては喉から手が出るほど魅力的。それでも断った理由と、そこから決めた『紹介するかどうかの3つの基準』を、いつものように正直に書きます。
先に結論:先日、当サイト宛に「成果1件で23,000円」という高額の広告掲載オファーが届きました。収益0円の私にとっては、正直とても魅力的でした。でも断りました。理由は、①自分が使ったことのないサービスだった、②このサイトの読者に関係がなかった、③欠点まで含めた正直なレビューが書けなかった、の3つです。この経験から「紹介するかどうかの基準」を自分のルールとして決めました。3つ全部にYESと言えるときだけ紹介する、というルールです。
こんにちは、アイランドネームです。
このサイトのモットーは「数字も失敗も正直に」。なので今日は、うれしいけれど悩ましかった出来事を、正直に書きます。ある広告のオファーを、断った話です。
23,000円のオファーが、メールで届いた
先日、アフィリエイトサービス(ASPと呼ばれる、広告主とサイトをつなぐ会社です)を通じて、当サイト宛に一通のメールが届きました。広告掲載のオファーです。
内容をかいつまむと、実店舗向けの集客支援サービスを紹介してほしい、というものでした。飲食店や美容室、歯科医院といったお店の集客を助けるサービスです。そして目を引いたのが報酬でした。成果が1件成立するごとに、23,000円。
正直に書きます。心が動きました。このサイトの収益は、今この瞬間もまだ0円です。1円も稼いでいません。そこへ「1件で23,000円」という数字です。喉から手が出るほど魅力的でした。数件でも成立すれば、と皮算用が頭をよぎったのも本当です。
このサイトが収益ゼロからのスタートである話は、収益化への挑戦、正直な作戦を立てましたに書いたとおりです。だからこそ、この金額の重みは自分がいちばん分かっていました。
それでも断った、3つの理由
心が動いたけれど、最終的には断りました。理由は3つあります。
一つ目。自分が使ったことのないサービスだったこと。これは実店舗を持つお店向けのサービスです。私は実店舗を持っていません。だから、本来の使い方で試すことがそもそもできない。使ってもいないものを「おすすめです」と書くのは、このサイトで絶対にやらないと決めていることでした。
二つ目。このサイトの読者に関係がないこと。ここを読んでくださるのは、AIを相棒にして個人で副業を始めてみたい、という方だと思っています。お店の集客に悩む経営者の方ではありません。読者の役に立たない広告を、報酬が高いというだけの理由で載せるのは、筋が違うと感じました。
三つ目。欠点まで含めた正直なレビューが書けないこと。私が紹介記事を書くときは、良いところだけでなく、必ず「ここは惜しい」という欠点も書きます。でも使ったことのないサービスでは、良いも悪いも語れません。当たりさわりのない、ふわっとした紹介文しか書けない。それは読者にとって、いちばん役に立たない文章です。
なお、この記事ではサービス名を出しません。断った相手を名指しでさらすような形になるのは、フェアではないからです。これは、身元がばれるのを防ぐために本名を出さないのと同じで、出さないほうがむしろ誠実だと考えるケースだと思っています。「実店舗向けの集客支援サービス」というぼかしで、十分に伝わるはずです。
調べて分かった、大事なこと
心が動いたぶん、冷静になるために自分でも少し調べました。そこで分かったことが一つあります。
こうしたオファーのメールは、広告主が「条件に合いそうなサイト」に向けて、一斉に送っているものだ、ということです。つまり、当サイトが特別に見込まれて選ばれた、というわけではありません。ある程度の条件を満たすサイトに、まとめて声がかかっているだけ。そう分かると、「せっかく選んでもらったのに断るなんて」という後ろめたさが、すっと消えました。冷静に判断していい話なんだ、と腑に落ちたのです。
浮かれずに一歩引いて調べてみる。これは、Airが何度も落ちてMacBook Proに買い替えた話で、値上がりのタイミングを自分で調べてから買ったときと同じ姿勢です。大きな判断の前ほど、勢いではなく、事実を確かめる。今回もそれに救われました。
相棒にも相談した
一人で抱えると気持ちが揺れるので、AI(Claude Code:Fable 5というモデルと組んでいます)にも相談しました。
相棒は、私が気づいていなかったところまで調べてくれました。このオファーの細かい条件です。たとえば、報酬が承認されるには「申し込みから30日以内に有料契約が成立していること」が必要、といった条件がありました。高い報酬には、それだけハードルもある。そうした前提まで並べたうえで、相棒は「今回は見送るのがよさそうですね」と勧めてくれました。
もちろん、決めたのは私自身です。相棒の意見を聞いて、自分でも「うん、断ろう」と納得して、断りを決めました。判断のハンドルは自分が握る。相棒は、視点を足してくれる相方。この距離感が、私にはちょうどよいのです。
この経験から決めた、私のルール
今回のことで、迷わないための自分のルールを決めました。「紹介するかどうかを決める、3つの基準」です。
- 実際に使ったことがあるか
- 読者に関係があるか
- 欠点まで書けるか
この3つ、全部にYESと言えるときだけ紹介する。一つでもNOがあれば、どれだけ報酬が高くても紹介しない。今回の23,000円のオファーは、3つとも全部NOでした。だから、断るのは自分の中では自然な結論になりました。
逆に、この基準を全部満たした例もあります。前に紹介したMacBook Proです。実際に自分で使っている。読者のパソコン選びに関係がある。そして「40万円を超える」という欠点もはっきり書いた。3つ全部にYESと言えたから、あの記事は自信を持って書けました。基準があると、迷いがなくなります。
まとめ:唯一の資産は、正直さ
収益0円のサイトが、23,000円のオファーを断る。数字だけ見れば、遠回りに見えるかもしれません。せっかくの機会を、自分から手放したわけですから。
でも、私はこう考えています。このサイトが今もっている唯一の資産は、「正直さ」だけです。実績もアクセスも、まだほとんどありません。あるのは、使ったものだけを、良いところも欠点もそのまま書く、という積み重ねだけ。その正直さは、一度売ってしまったら、二度と買い戻せないと思うのです。
23,000円は、一度きりのお金です。正直さを失ったら、それ以降に書くすべての記事が、うっすら疑われるものになる。それは23,000円よりずっと高くつく、と考えました。だから断りました。
この判断が正しかったのかどうかは、今の私にはまだ分かりません。でも、いつか数字で答えが出るはずです。断って良かったのか、それとも遠回りだったのか。それも、これからの定点観測でちゃんと公開していきます。うまくいっても、いかなくても、正直に。
わたしはエンジニアではありません。稼ぐことの専門家でもありません。だからこそ、目先の金額ではなく、続けられるやり方を選びたいと思っています。同じように、これからAIで副業を始めたい方の、判断のヒントになればうれしいです。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次の記録で。
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