AI相棒ノート
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AIと二人三脚で、海外ストアに1日でお店を開いた話

英語が得意ではない非エンジニアが、AIで作ったBGMや歌を海外ストアitch.ioで販売開始。翻訳機能で出品画面が壊れる失敗を乗り越え、英語の商品説明やライセンス作成、公式ツールでの音源アップロードをAIの相棒と分担し、1日で6商品を並べた開店記録です。売上ゼロの現在地も正直に紹介します。

先に結論:AIで作ったBGMと歌モノを売る自作ショップを、海外のインディーゲーム素材ストア「itch.io」に1日で開店できました。英語の商品ページ4つ分とライセンス文書はAIが下書きして私が承認し、音源のアップロードで私がしたのは許可ボタンを1回押すことだけ。開店当日に商品は6つまで増えましたが、売上はまだゼロです。 英語が得意でなくても、海外に売り場を持つ道はあるんだと、知ってもらえたらうれしいです。

こんにちは、アイランドネームです。

このサイトでは、非エンジニアの私がAIの相棒と一緒に副業を形にしていく過程を、そのまま記録しています。

これまでに、AIで音楽を作って課金した話や、完成した曲をDistroKidで配信した話を書いてきました。

作るところから配信するところまでは、一歩ずつ経験できました。でも今回は、その次です。

自分で作った音楽を、海外の人に直接買ってもらえるお店を持ってみたい。

そう考えて、海外のインディーゲーム作品や素材が集まる「itch.io」に、自作ショップを開きました。

並べたのは、AIで作ったBGMや歌モノです。ゲーム制作や動画制作などで使える音楽素材として、英語の商品ページを用意しました。

「英語もできないのに、海外のお店なんて」と思いますよね。

実際、私も英語がペラペラなわけではありません。海外向けのお店を作った経験もありません。それでも、AIの相棒と役割を分けたら、1日で開店までたどり着けました。

深夜の出品で、保存ボタンが働きませんでした

最初のつまずきは、アカウントを作った直後でした。

作業を始めたのは深夜です。itch.ioの画面は英語なので、Chromeの自動翻訳を使いながら出品フォームを埋めていました。

商品名を入れ、説明文を貼り、必要な項目を選ぶ。そこまでは、順調に見えました。

ところが、最後に保存しようとしても、保存できません。

入力漏れがあるのかと思って、上から何度も見直しました。赤い警告が出ている場所を探し、入力し直しても、状況は変わりません。

深夜の英語画面で、保存だけが通らない。そうなると、「自分には海外販売は無理だったのか」と、気持ちが一気に弱くなります。

そこで、AIの相棒に状況を伝えて調べてもらいました。

原因は、私の英語力でも、商品の設定でもありませんでした。Chromeの自動翻訳が、出品フォームの動きを壊していたんです。

相棒の案内どおり、Chromeで「このサイトは翻訳しない」に設定して、元の英語画面に戻しました。

すると、さっきまで何度やっても保存できなかったフォームが、一発で保存できました。

便利なはずの自動翻訳が、逆に邪魔をする。これは自分だけでは、なかなか思いつかなかった原因です。「英語が読めないから翻訳する」という自然な行動が、問題を作っていたのですから。

海外サイトで入力画面がおかしくなったら、自分の入力だけでなく、ブラウザの翻訳機能も疑ってみる。

これが、この日の最初の学びでした。

英語の4商品分は、AIが下書きして私が承認しました

フォームが直っても、英語で商品ページを作る仕事は残っています。

必要だったのは、日本語の商品名を英語にすることだけではありません。

  • どんな雰囲気の曲が入っているのか、何に使えるのかを説明する文章
  • 海外の人が検索するときに使うタグ
  • 購入した音楽を、どこまで使ってよいかを示すライセンス文書

商品ページ4つ分の説明文、タグ、ライセンス文書は、AIの相棒が英語で下書きしました。

私は、日本語で意味を確認し、内容が自分の意図と合っているかを見て、承認する役です。

この分担は、かなり助かりました。もし私が一文ずつ辞書で調べていたら、文章を作るだけで何日もかかっていたと思います。

ただし、英語だからといって、中身を見ずに任せたわけではありません。

何を売るのか。購入した人に何を許可するのか。それは、お店側の大事な約束です。最終的に出す内容を決めるのは、あくまで私にしました。

AIで作った音楽であることも、商品ページに英語で明記しました。

AI製であることを隠して売るのではなく、買う人が判断できるように、正直に開示する。その線は、最初から変えませんでした。

価格は、10曲入りのパックを5.99ドル、30曲入りのバンドルを14.99ドルにしました。

海外向けにドルで値段を付けるだけでも、私には「本当にお店を作っているんだ」という実感がありました。

音源のアップロードで押したのは、許可ボタン1回だけでした

商品ページができたら、次は音源ファイルのアップロードです。

ここも、ファイルを一つずつ画面から選んで送るのではなく、itch.io公式のアップロードツール「butler」を使いました。

名前だけ聞くと難しそうですが、これは、商品ファイルをitch.ioへ届けるための、公式の道具です。

操作は、AIの相棒に任せました。相棒がbutlerを動かし、必要な音源をアップロードします。

私がやったのは、途中で表示された許可ボタンを1回押すことだけです。

もちろん、何でも自由に任せたわけではありません。届け先は、自分のitch.ioの商品ページ。対象は、販売する音源。作業の範囲を確認したうえで、最後の許可だけは自分で出しました。

非エンジニアの私は、英語の画面に加えて公式ツールまで出てきたら、以前ならそこで止まっていたと思います。

今回は、「何のための操作か」を相棒に平易な言葉で説明してもらい、判断が必要なところだけ、自分で受け持ちました。

この役割分担があったから、知らない道具を前にしても、先へ進めました。

開店当日に6商品。でも、売上はゼロです

お店を開けた当日、さらに商品を追加しました。

追加したのは、グリム童話とアンデルセン童話を英語の歌にした、新しいパックです。

日本でよく知られた物語を、英語の歌として海外向けの商品にする。AIと音楽制作を続けてきたからこそ、試せた形でした。

こうして、開店当日のうちに、お店には6商品が並びました。

真っ白だった海外のお店に、画像と英語の説明が入り、値段が付き、音源を手に取れる状態になりました。

自分のPCの中にあった作品が、海外の売り場に並んでいる。それを見ると、不思議な感覚でした。

ただし、売上はまだゼロです。

開店しただけで、すぐに売れるほど簡単ではありません。商品を見つけてもらう方法も、買いたいと思ってもらえる見せ方も、これから考える必要があります。

6商品を並べたという数字と、売上ゼロという数字。その両方が、正直な現在地です。

まとめ:売れたことではなく、販路を持てたこと

今回の収穫は、「海外で売れた」ことではありません。まだ一つも売れていないので、そこは誇れません。

それでも、日本語しかできない個人が、自分の音楽を海外で販売できる場所を持てました。この事実は、私にとって大きな一歩でした。

  • Chromeの自動翻訳で出品フォームが壊れたら、翻訳を切ると直った。
  • 英語の商品説明、タグ、ライセンス文書はAIが下書きし、私は確認して承認した。
  • 公式ツールでのアップロードはAIが操作し、私は許可の判断をした。
  • AI製であることは英語でも正直に開示した。
  • 6商品を並べたが、売上はまだゼロ。

英語ができるようになってから始めるのではなく、分からない英語を相棒に説明してもらいながら、一つずつ自分で判断する。

そうすれば、非エンジニアでも海外への入り口を作れるのだと分かりました。

ところが、開店してほっとした直後、次の難題が出てきました。

何もしないと、売上からアメリカの税金が30%引かれるというのです。

次回は、「アメリカの税金30%問題」を、英語の税務画面と向き合いながら、AIの相棒と片付けた話を書きます。

英語のサイトで入力がうまくいかないときは、ブラウザの翻訳をいったん切って試してみる価値があります。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次の記録で。

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