AI相棒ノート
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収益化への挑戦7 分で読めます

AIと二人三脚で、海外ストアに1日でお店を開いた話

英語が得意ではない非エンジニアが、AIで作ったBGMや歌を海外ストアitch.ioで販売開始。翻訳機能で出品画面が壊れる失敗を乗り越え、英語の商品説明やライセンス作成、公式ツールでの音源アップロードをAIの相棒と分担し、1日で6商品を並べた開店記録です。売上ゼロの現在地も正直に紹介します。

先に結論:AIで作ったBGMと歌モノを販売する自作ショップを、海外のインディーゲーム素材ストア「itch.io」に1日で開店できました。 英語の商品ページ4つ分とライセンス文書はAIが下書きし、私は内容を確認して承認しました。 音源のアップロードも、itch.io公式ツール「butler」をAIが操作し、私がしたのは許可ボタンを1回押すことだけでした。 開店当日に商品は6つまで増えましたが、売上はまだゼロです。 それでも、日本語しかできない個人が海外に販路を持てたことは、大きな収穫でした。

こんにちは、アイランドネームです。

このサイトでは、非エンジニアの私がAIの相棒と一緒に副業を形にしていく過程を、そのまま記録しています。

これまでに、AIで音楽を作って課金した話や、完成した曲をDistroKidで配信した話を書いてきました。作るところから配信するところまでは、一歩ずつ経験できた。でも今回は、その次です。

自分で作った音楽を、海外の人に直接買ってもらえるお店を持ってみたい。

そう考えて、海外のインディーゲーム作品や素材が集まる「itch.io」に、自作ショップを開きました。並べたのは、AIで作ったBGMや歌モノです。ゲーム制作や動画制作などで使える音楽素材として、英語の商品ページを用意しました。

英語がペラペラなわけではありません。海外向けのお店を作った経験もありません。それでも、AIの相棒と役割を分けたら、1日で開店までたどり着けました。

深夜の出品で、保存ボタンが働かない

最初のつまずきは、アカウントを作った直後でした。

作業を始めたのは深夜です。itch.ioの画面は英語なので、Chromeの自動翻訳を使いながら出品フォームを埋めていました。商品名を入れ、説明文を貼り、必要な項目を選ぶ。そこまでは順調に見えました。

ところが、最後に保存しようとしても保存できません。

入力漏れがあるのかと思って、上から何度も見直しました。赤い警告が出ている場所を探し、入力し直しても状況は変わりません。深夜の英語画面で保存だけが通らないと、「自分には海外販売は無理だったのか」と気持ちが一気に弱くなります。

そこでAIの相棒に状況を伝えて調べてもらいました。原因は、私の英語力でも、商品の設定でもありませんでした。Chromeの自動翻訳が、出品フォームの動きを壊していたんです。

相棒の案内どおり、Chromeで「このサイトは翻訳しない」に設定して、元の英語画面に戻しました。すると、さっきまで何度やっても保存できなかったフォームが、一発で保存できました。

便利なはずの自動翻訳が、逆に邪魔をする。これは自分だけでは、なかなか思いつかなかった原因です。「英語が読めないから翻訳する」という自然な行動が、問題を作っていたのですから。

この日の最初の学びは、海外サイトで入力画面がおかしくなったら、自分の入力だけでなく、ブラウザの翻訳機能も疑ってみることでした。

英語4商品分は、AIが下書きして私が承認

フォームが直っても、英語で商品ページを作る仕事は残っています。

必要だったのは、ただ日本語の商品名を英語にすることだけではありません。どんな雰囲気の曲が入っているのか、何に使えるのかを説明する文章。海外の人が検索するときに使うタグ。そして、購入した音楽をどこまで使ってよいかを示すライセンス文書も必要です。

商品ページ4つ分の説明文、タグ、ライセンス文書は、AIの相棒が英語で下書きしました。私は、日本語で意味を確認し、内容が自分の意図と合っているかを見て、承認する役です。

この分担はかなり助かりました。もし私が一文ずつ辞書で調べていたら、文章を作るだけで何日もかかっていたと思います。ただし、英語だから中身を見ずに任せたわけではありません。何を売るのか、購入した人に何を許可するのかは、お店側の大事な約束です。最終的に出す内容を決めるのは、あくまで私にしました。

AIで作った音楽であることも、商品ページに英語で明記しました。AI製であることを隠して売るのではなく、買う人が判断できるように正直に開示する。その線は、最初から変えませんでした。

価格は、10曲入りのパックを5.99ドル、30曲入りのバンドルを14.99ドルにしました。海外向けにドルで値段を付けるだけでも、私には「本当にお店を作っているんだ」という実感がありました。

音源アップロードで押したのは、許可ボタン1回

商品ページができたら、次は音源ファイルのアップロードです。

ここも、ファイルを一つずつ画面から選んで送るのではなく、itch.io公式のアップロードツール「butler」を使いました。名前だけ聞くと難しそうですが、これは商品ファイルをitch.ioへ届けるための公式の道具です。

操作はAIの相棒に任せました。相棒がbutlerを動かし、必要な音源をアップロードする。私がやったのは、途中で表示された許可ボタンを1回押しただけです。

もちろん、何でも自由に任せたわけではありません。届け先は自分のitch.ioの商品ページで、対象は販売する音源。作業の範囲を確認したうえで、最後の許可だけは自分で出しました。

非エンジニアの私にとって、英語の画面に加えて公式ツールまで出てきたら、以前ならそこで止まっていたと思います。今回は「何のための操作か」を相棒に平易な言葉で説明してもらい、判断が必要なところだけ自分で受け持ちました。この役割分担があったから、知らない道具を前にしても先へ進めました。

開店当日に6商品。でも売上はゼロ

お店を開けた当日、さらに商品を追加しました。

追加したのは、グリム童話とアンデルセン童話を英語の歌にした新しいパックです。日本でよく知られた物語を、英語の歌として海外向けの商品にする。AIと音楽制作を続けてきたからこそ試せた形でした。

こうして、開店当日のうちにお店には6商品が並びました。真っ白だった海外のお店に、画像と英語の説明が入り、値段が付き、音源を手に取れる状態になった。自分のPCの中にあった作品が、海外の売り場に並んでいるのを見ると、不思議な感覚でした。

ただし、売上はまだゼロです。

開店しただけで、すぐに売れるほど簡単ではありません。商品を見つけてもらう方法も、買いたいと思ってもらえる見せ方も、これから考える必要があります。6商品を並べたという数字と、売上ゼロという数字。その両方が、今の正直な現在地です。

まとめ:売れたことではなく、販路を持てたこと

今回の収穫は、「海外で売れた」ことではありません。まだ一つも売れていないので、そこは誇れません。

それでも、日本語しかできない個人が、自分の音楽を海外で販売できる場所を持てた。この事実は、私にとって大きな一歩でした。

  • Chromeの自動翻訳で出品フォームが壊れたら、翻訳を切ると直った。
  • 英語の商品説明、タグ、ライセンス文書はAIが下書きし、私は確認して承認した。
  • 公式ツールでのアップロードはAIが操作し、私は許可の判断をした。
  • AI製であることは英語でも正直に開示した。
  • 6商品を並べたが、売上はまだゼロ。

英語ができるようになってから始めるのではなく、分からない英語を相棒に説明してもらいながら、一つずつ自分で判断する。そうすれば、非エンジニアでも海外への入り口を作れるのだと分かりました。

ところが、開店してほっとした直後、次の難題が出てきました。

何もしないと、売上からアメリカの税金が30%引かれるというのです。

次回は、「アメリカの税金30%問題」を、英語の税務画面と向き合いながらAIの相棒と片付けた話を書きます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次の記録で。

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