自動で投稿する仕組みを作って1か月、気づいたら8日間ひとつも出ていませんでした——止まっても、誰も教えてくれなかった話
7月に、X(旧Twitter)への毎日の投稿をAIに任せる仕組みを作りました。最初の1週間は7本、問題なく投稿できました。1か月後、久しぶりにXを開くと、最後の投稿は8日前でした。投稿する文面は3本用意してあったのに、毎晩動くはずの仕組みが止まっていて、そのことを誰も知らせてくれませんでした。自動化でいちばん怖いのは、止まることではなく、止まったことに気づけないことだと分かった話です。
先に結論:毎晩決まった時間に投稿する仕組みが止まっていて、最後の投稿は8日前でした。投稿する文面は3本用意してあったのに、止まったことを誰も知らせてくれませんでした。 自動化でいちばん怖いのは、止まることではなく、止まったことに気づけないことでした。何かを自動で動かしている方の、見直すきっかけになればうれしいです。
こんにちは、アイランドネームです。
7月に、AIに、Xの投稿を任せてみたという記事を書きました。
X(旧Twitter)への毎日1本の告知を、AI(Claude Code)に投稿してもらう仕組みです。任せるときに、ルールも決めました。投稿するのは私が確認した文面だけ。自分のアカウントだけで、1日1本までです。
あの記事の最後に、私は「1週間で7本を無事故で自動投稿できました」と書いています。
今日は、その1か月後の話です。
先に白状しておくと、あまり格好のつく話ではありません。
Xを開いたら、最後の投稿が8日前でした
今日、久しぶりに自分のXを開きました。
いちばん新しい投稿の日付が、8日前でした。
最初は、見間違いかと思いました。
8日のうち前半は、次に投稿する文面を、私がまだ用意していなかった時期です。そこは文面が無かっただけなので、まだ分かります。
問題は、そのあとでした。
2日前に、確認ずみの文面を3本、投稿する順番まで決めて用意してあったのです。
3本用意したのに、1本も出ていませんでした。
毎晩動くはずの仕組みが、動いていませんでした
AIに、原因を調べてもらいました。
毎晩21時30分に動くようにしておいた仕組みが、2晩続けて動いていませんでした。
理由は、私のパソコンがスリープしていたか、AIのアプリ(Claude Code)を閉じていたか。そのどちらかだろう、ということでした。
「パソコンが寝ていたなら、仕方ないのでは?」
そう思われるかもしれません。スリープで動かなかったこと自体は、ありそうな話です。困ったのは、その先でした。
動かなかったことを、誰も教えてくれませんでした。
エラーの表示も出ません。翌日にまとめて投稿してくれることもありません。その日の分は、何も言わずに飛ばされます。
動かなかったという記録すら、残りません。
だから私は、まったく気づきませんでした。
2段構えのつもりが、1段しかありませんでした
もうひとつ、恥ずかしいことが分かりました。
この仕組みは、2段構えにしたつもりでした。担当は、次のふたつです。
- 21時03分に投稿する担当
- 21時30分に確認して、出ていなければ代わりに投稿する担当
片方が動かなくても、もう片方が代わりに投稿してくれる。そういう考えでした。
ところが中を確認すると、21時03分の担当は、そもそも設定されていませんでした。
最初から、21時30分の担当ひとつだけで動いていたのです。その担当が動かなかったときに代わってくれる相手は、はじめからいませんでした。
そして今回、そのひとつだけの担当が動かなかったのです。
2段構えにしたつもりでいたのは、私だけでした。
「設定が終わった」と「毎日ちゃんと動いている」は、別の話でした
実は、似たことを8月のはじめにも一度やっています。
別の自動の仕組みを作った初日に、まったく動かなかったのです。アプリを閉じていたのが原因でした。「動いているはずのものが、動いていない」という、今回と同じ失敗です。
そのとき自分用のメモに残したのは、「設定が終わっても、毎日ちゃんと動くとは限らない」ということでした。
今回も、まさにそれでした。(メモに書いたのに、同じ穴に落ちています)
仕組みは、作った日に一度うまく動くと、それで完成した気になります。私も7月の記事に「無事故で自動投稿できました」と書きました。あの時点では、本当のことです。
でもそれは、「その1週間はうまくいった」というだけでした。「この先もずっと動く」という約束ではありませんでした。
メモの書き方にも、落とし穴がありました
もうひとつ、私のメモの書き方にも問題がありました。
文面を3本用意した日、作業メモに「3日かけて1本ずつ出す予定」と書いています。
次に作業を始めたとき、私はこのメモを読んで「じゃあ、もう出ているんだな」と思い込んでしまいました。
書いてあったのは、「これから出す」という予定です。「出した」という結果ではありません。
これは、書き方ひとつで防げます。
「3本用意した(まだ1本も出ていない)」と書いておけば、読み返しても間違えようがありません。今後は、終わったことと、これからやることを、はっきり分けて書くと決めました。
その場でやったこと
その場でできることは、すぐにやりました。
まず、たまっていた1本目を出しました。仕組みが動くのを待たずに、AIにその場で投稿してもらったのです。
投稿する前には、あらためて次のことを確認しています。
- 出してはいけない言葉が入っていないか
- リンクがちゃんと開くか
- 文字数が上限を超えていないか
投稿したあと、アカウントの投稿数が1つ増えたことも確かめました。残りの2本は、まだ順番待ちです。
そのうえで、確認のしかたを変えました。
ちゃんと動いているかどうかは、設定やメモを見て判断しない。Xの画面そのものを見る。そう決めました。
具体的には、作業を始めるたびに、いちばん最初にXを開いて、最新の投稿の日付を見ることにしました。
その日付が何日も前なら、その時点で「止まっている」と分かります。
「せっかく自動にしたのに、自分で見に行くの?」
逆戻りに見えるかもしれません。
作業はAIに任せられます。でも、ちゃんと動いているかを確かめる役は、やはり自分に残るようです。
いま思っていること
7月の記事では、「任せる」と「丸投げ」は違う、という話を書きました。AIができることを絞って、投稿の前に私が確認する場面を残したから、安心して任せられたのだ、と。
その考えは、間違っていなかったと思います。
ただ、ひとつ抜けていました。私が確認していたのは「何を投稿するか」でした。「ちゃんと投稿されたか」は、確認していませんでした。
投稿する前は毎回きちんと見ていて、投稿されたあとは見ていなかった。だから、止まっていることに気づけなかったのだと思います。
たぶん同じことは、これから作る仕組みでも起きます。
そのときに「止まっても誰も教えてくれない」と最初から思っていられるかどうか。そこで、気づくまでの日数が変わるはずです。
今回は、最後の投稿から気づくまでに8日かかりました。次は、もっと早く気づけるようにしたいです。
追記(2026年9月15日)
その後、投稿のやり方そのものを変えました。
いまは、パソコン側の仕組みが決まった時刻に投稿するのではありません。Xにある「予約投稿」の機能に、文面を入れておく形にしています。
こうしておけば、パソコンがスリープしていても、X側が時間どおりに投稿してくれます。
自動で動かしているものがあれば、設定ではなく結果の画面を一度だけ開いて、最新の日付を見ておくと安心です。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次の記録で。
次に読む
- 制作の記録
AIに任せた作業が同じ所で何度も止まるとき、何回目で頼み方を変えますか?
2026年9月28日の夜、相棒(Claude Code)が裏で動かしていた作業で、画像とノートを照らし合わせる係(別のAI)が、量が多くて途中で止まっては、最初から始め直していました。同じ係の始まりは、合わせて9回です。相棒が1人70〜100枚分の受け持ちを15枚ずつ11人に分けると、約5分で照合がそろいました。私が伝えた言葉を、相棒が「4回うまくいかなければやり方を変える」というルールにした記録です。止まった作業を頼み直すときにやることを3つお伝えします。
- 制作の記録
10本出して合計61回でした——伸びない理由を外に探すのをやめて、自分の好きなものに戻した話
作業用BGMを毎日1本、10本出しました。合計の再生は61回です。1本あたり6回。タイトルもサムネイルも時間帯も直しましたが、動きませんでした。そこで別のBGM動画をいろいろ見ていて、自分が気づいたら見ているのはファンタジーのアニメみたいな動画ばかりだと分かりました。曲も映像もタイトルも全部作り直しました。3回やり直して、やっと絵と音が噛み合いました。
- 制作の記録
9月から曲を落とせる数に上限がつくと知って、一晩で1,021曲を回収した話——相棒は2回、間違えました
使っている音楽サービスから、9月3日以降はダウンロードできる数に上限がつくとメールが来ました。作った曲は1,021曲。落としていない曲は、来月から月20曲ずつしか回収できません。その晩のうちに全部落としました。ただし相棒は容量の見積もりを1桁間違え、途中で「失敗しました」と誤報告もしました。実際は成功していました。期限が外から来たときに何が起きたかを、そのまま書きます。