1か月の数字を全部並べたら、負けていたのは1か所だけでした——表示17,986回、クリック率1.5%
YouTubeチャンネルの1か月ぶんのデータを、AIと一緒に全部並べてみました。再生は532回。ファンタジーに作り直した判断は数字の上でも正解で、視聴が続く時間も悪くありませんでした。負けていたのは1か所だけ。YouTubeが17,986回すすめてくれたのに、クリックされたのは100回中1.5回でした。いちばんすすめてもらえた動画が、いちばん押されていなかった、という痛い実例つきです。中身ではなく入口で負けていた話を、数字のまま書きます。
先に結論:1か月の再生は532回で、作り直したファンタジー路線は再生の86%を稼いでいて正解でした。負けていたのは1か所だけで、おすすめに17,986回出してもらったのに、クリック率は1.5%でした。 伸びない理由を「中身がつまらないから」だと思い込みかけている方に、入口を見直すヒントになればうれしいです。
こんにちは、アイランドネームです。
この夏に始めた、BGMチャンネルの話です。
以前、10本出して合計61回だった話や、作り方をファンタジーに変えた話を書きました。
昨日、YouTubeが用意してくれる1か月ぶんのデータを全部ダウンロードして、AIと一緒に並べてみました。
感覚ではなく、数字で1か月を振り返ってみようと思ったからです。
1か月の成績表
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 再生回数 | 532回 |
| 総再生時間 | 71時間 |
| チャンネル登録 | +5人 |
| おすすめ等に表示された回数 | 17,986回 |
| 表示からのクリック率 | 1.5% |
532回。まだ、小さな数字です。
それでも、71時間ぶん、誰かの部屋でこの曲が流れていた。そう思うと、じゅうぶん不思議な気持ちになります。
勝っていた場所が、2つありました
先に、うまくいっていたほうから書きます。
ひとつめ。ファンタジーへの作り直しは、数字の上でも正解でした。
8月に出した動画のうち、ファンタジー10本で460回。再生全体の86%です。その前の和風テイスト9本は、合計でも60回ほどでした。
「自分が見たいものを作る」に切り替えた判断は、間違っていませんでした。
ふたつめ。夜の曲は、長く聴いてもらえていました。
戦乙女の動画は平均17.6分、アテナは17.1分。BGMとしては、かなり長く滞在してもらえているほうだと思います。
いちど再生が始まれば、中身はちゃんと仕事をしていました。
負けていたのは、入口でした
問題は、ここからです。
17,986回すすめてもらって、クリックされたのは100回中1.5回でした。
YouTubeは、思っていたよりずっとたくさんのチャンスをくれていました。1か月で1万8千回も、誰かの画面にサムネイルを出してくれていたのです。
止まっていたのは、そのサムネイルが押されるところでした。
いちばん痛かった実例があります。
アルテミスの動画は、表示4,120回で、チャンネル内の最多でした。そしてクリック率は0.61%で、最下位クラスでした。
いちばんチャンスをもらった動画が、いちばん押されていなかったのです。
つまり、伸びない原因は「中身がつまらないから」ではありませんでした。中身を見てもらう手前の、サムネイルとタイトルで負けていたということです。
「負けていたのに、なんだか明るくない?」
そう思われるかもしれません。正直に言うと、少しほっとしました。
中身で負けているなら、作り直しに何日もかかります。でも入口で負けているなら、直す場所がはっきりしているからです。
どの動画も、同じ形で止まっていました
再生のグラフを全部並べると、どの動画も同じ形をしていました。
公開初日に40〜66回。翌日から、1桁です。
YouTubeは、新しい動画を「お試し」として初日に配ってくれます。その初日のぶんだけ再生されて、クリック率が低いせいで、そこから先に配ってもらえない。この繰り返しでした。
1本ずつ見ていたときは、「今回も初日だけだったな」で終わっていました。
並べてはじめて、「全部、同じ場所で止まっている」と分かりました。
ひとつ、判断を保留にしたものがあります
世界樹の図書館の動画だけ、平均視聴時間が36秒でした。ほかは10分以上あるのに、明らかに異常な短さです。
ただ、この動画は、SNSで告知した直後に再生が跳ねていました。
つまり、「サムネイルを見て聴きたくて来た人」ではなく、「告知を見てとりあえず開いた人」が多かった可能性があります。
動画の出来が悪いのか。来た人の期待が違っただけなのか。今の数字では、区別できません。
こういうときは決めつけずに、次の数字を待つことにしました。
次にやること
直す場所ははっきりしたので、順番も決めました。
- サムネイルとタイトルを差し替える。表示が多い順に、アルテミスから。目標はクリック率1.5%を3%にすること
- 企画は夜・睡眠系に寄せる。長く聴いてもらえている実績があるのはこちらでした
- 動画の作り直しや再アップロードはしない。入口だけを直して、同じ中身でもう一度テストする
532回の向こうに、聴いてくれた人がちゃんといます。
その人たちと同じ入口の前で、1万7千人が素通りしていた。今月は、その扉を直す月と決めました。
数字が動いたら、直す前と後を並べてまた書きます。動かなかったら、それもそのまま書きます。
自分の数字を見るときは、中身の数字と、入口の数字(表示回数とクリック率)を分けて並べるだけでも十分です。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次の記録で。
次に読む
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