ファイル名で選んでいたら、公開中のBGM動画の元ファイルを消すところでした
パソコンの容量が足りなくなり、BGM動画175本・357GBを整理しました。ところが同じ作品に「無印」「おまけ付き」「完全版」があり、名前でも更新日時でも公開版を選べません。相棒に再生時間を秒単位で測ってもらい、YouTube側の記録と照合すると、ボツに見えたものが公開版でした。名前は自分が貼った札で、事実ではありません。元ファイルを消す前に、何をどう確かめるかをまとめます。
先に結論:BGM動画を整理したら、ファイル名では公開版を見分けられず、ボツに見える名前が公開版だった作品もありました。名前を信じて選んでいたら、公開中の動画の元ファイルを消すところでした。相棒(Claude Code)に再生時間を秒単位で測ってもらってYouTube側の記録と照合し、消すかどうかは結果を見てから自分で決めました。 パソコンの整理で、どれを消していいか迷っている方の、確かめ方の参考になればうれしいです。
こんにちは、アイランドネームです。
パソコンの容量が足りなくなって、BGM動画を整理しました。2026年9月9日のことです。
仕分けた動画は175本、合わせて357GBありました。
そのとき、YouTubeで公開中だった動画は18本です。
公開した作品の元ファイルは、残したい。でも、作る途中でできた下書きまで、全部を同じように残すわけにもいきません。
そこで困ったのが、「どれを公開したのか分からない」ということでした。
自分で作り、自分で名前を付けたファイルです。
それなのに、名前を見ても選べませんでした。
同じ作品に「無印」「おまけ付き」「完全版」がありました
同じ作品のファイルが、3つ残っていることがありました。「無印」「おまけ付き」「完全版」です。
この並びを見たら、「完全版を残せばよさそう」と思いますよね。少なくとも、名前から受ける印象はそうです。
でも、その名前が教えてくれるのは、作っていたときに私がどう呼んだか、だけでした。
「YouTubeにこのファイルを上げました」という記録ではありません。
「おまけ付き」には、何かが足されていそうです。「完全版」は、仕上がっていそうです。そういう想像はできます。
けれど、公開したものを選ぶには、その想像だけでは足りませんでした。
整理したかったのは、名前のきれいなファイルではありません。いま公開している動画の、元になったファイルです。
似ているようで、確かめることが違いました。
更新日時と容量を見ても、答えは出ませんでした
名前で分からなければ、更新日時や容量を見ればよさそうです。新しいほう、大きいほうを残す。そんな決め方も、頭に浮かびます。
ところが今回は、どれをYouTubeに上げたのか、更新日時でも容量でも分かりませんでした。
更新日時が分かっても、それが公開に使ったという証拠にはなりません。容量が大きくても、公開版だとは言えません。
ここで無理に選ぶと、「たぶんこれだろう」を、別の言い方で繰り返すだけです。
名前から日時へ、日時から容量へ。見る場所を変えても、知りたいことには届いていませんでした。
必要なのは、パソコンの中での見た目ではありません。公開した動画と結び付く、手がかりでした。
相棒に再生時間を測ってもらいました
そこで使ったのが、動画の再生時間です。
YouTube側の再生時間を控えた表がありました。その公開した動画の記録と、手元にある動画の長さを、突き合わせることにしたのです。
相棒(Claude Code)には、動画の再生時間を秒単位で測ってもらいました。そして、公開した動画の記録と照合しました。
照合の誤差は、1秒以内でした。
私が付けた「完全版」という呼び名と違って、再生時間は、動画を測って確かめられるものです。しかも照合先は、パソコンの中の名前ではなく、YouTube側の記録です。
自分で付けた札を眺めるところから、外に残っている記録と比べるところへ。
ここでようやく、公開版を確かめる材料がそろいました。
ただ、再生時間が合えば、どんな動画でも同じ中身だと証明できるわけではありません。同じ長さの候補があって迷うなら、中身も見て確かめる必要があります。
今回の照合結果を、どの整理にも使える削除の条件にしてはいけない、と思います。
「魔法図書館」と「戦神アレス」で、名前の当たり方が違いました
「魔法図書館」の作品は、公開版が「完全版」でした。再生時間は10,708秒です。無印とおまけ付きは、下書きでした。
この作品だけを見ると、「やっぱり完全版を残せばよかった」と感じます。名前の印象と、結果が合っていたからです。
でも、「戦神アレス」の作品では違いました。
公開版は、一見するとボツっぽい名前の「ケルト版」でした。再生時間は7,129秒です。
本命っぽく見える「2時間BGM」のファイルは、使っていませんでした。
名前だけで選んでいたら、こちらは、残すものを間違えていました。
公開中の動画の元ファイルを、使っていないものだと思って、消すところだったのです。
「完全版なら正解」という決め方も、「本命らしい名前なら正解」という決め方も、この結果を見ると頼れません。
名前が分かりやすいことと、公開した記録があることは、別でした。
たまたま合っていた作品があっても、それをほかの作品の判断に広げるのは、危なかったです。
消す前に確かめることを、順番にしました
今回の整理から、次に同じことで迷ったときの確認方法を、まとめました。
すぐ消すための手順ではありません。消していいかを判断できるところまで進むための、順番です。
まず、公開している側の記録を確かめます
YouTubeの公開中の動画を見て、作品と再生時間を確認します。控えた表がある場合も、それがどの公開動画の記録なのか、自分で確かめます。
手元のファイル名だけで、「これは公開していない」と決めない。そこが出発点です。
外の記録で公開中かどうかを確かめるまでは、削除の判断を保留します。
次に、候補の再生時間を並べて照合します
同じ作品だと思うファイルを並べて、再生時間を調べます。
自分で秒単位の長さを調べるのが難しければ、相棒に測定と比較を頼んでもかまいません。
その場合は、「消さずに、候補の名前と再生時間、公開記録との違いを見せて」と頼む形が使えます。
AIに「何を残すか」だけ答えてもらうのと違って、判断に使った材料を、自分でも見られます。
今回の誤差は1秒以内でした。でも、その数字に収まるものを自動で残す、外れたものを自動で消す、という意味ではありません。
合わない理由が分からないものや、候補を絞れないものは、残しておきます。
最後に、照合結果を見て自分で決めます
公開版に当たるものを確認したうえで、ほかの候補も本当に不要かを見ます。
公開に使わなかった下書きでも、あとで使いたいなら、残す理由があります。
私は、削除の判断を相棒に任せきりにしませんでした。照合の結果を見てから、自分で決めました。
調べてもらうことと、不要だと決めること。そのふたつを、分けた形です。
確かめずに消すと、公開中の作品をあとで直したり、作り直したりするときに必要な元ファイルを、失うおそれがあります。
空き容量が欲しいときでも、分からないまま消す理由には、しないほうがいいと思います。
名前は、自分が貼った札でした
名前を付けたのは自分だから、自分なら分かる。そう思いたくなります。
でも、名前に込めたつもりの意味と、実際に公開したものは、一致していませんでした。
今回、相棒に助けてもらったのは、再生時間を測って照合するところです。何となくの印象を、確認できる材料に変えてもらえました。
名前は、手がかりにはなります。ただ、それだけで事実を確かめたことにはなりません。
消す前には、自分が付けていない情報と突き合わせる。この順番を、覚えておきたいです。
後編では、作るときにも名前を信じてしまい、「ピアノ」と呼んでいた曲に弦楽器が入っていた話を書きます。
後編:「静かなピアノ」と書いて公開したBGMに、ずっと弦楽器が入っていました
消すかどうか迷うファイルは、照合が済むまでは残しておく、と先に決めておけば慌てずに済みます。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次の記録で。
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