63本書いて、「使ってよかった道具」は4つだけでした——私の道具棚と、入れる順番
非エンジニアの私がAIと副業をするのに、実際に毎日使っている道具は4つだけです。Claude Code、Obsidian、Typeless、MacBook Pro。この記事は、その4つを1か所に並べた「道具棚」です。それぞれ何をしてくれるのか、私はどう使っているのか、いくらかかるのか、そして「いつ入れたらいいか」を書きます。先にいちばん大事なことを書くと、最初に要るのは1つだけで、残りの3つは後からで間に合いました。
先に結論:私が毎日使っている道具は、Claude Code、Obsidian、Typeless、MacBook Proの4つだけで、最初に要るのは1つだけでした。残りの3つは、それぞれ「困ってから」入れて間に合いました。この記事では、4つを1か所に並べて、使い方と入れどきを書いています。 「AIで副業を始めたいけれど、まず何を用意すればいいの?」と迷っている方は、入れどきのところだけでも拾っていってください。
こんにちは、アイランドネームです。
このサイトでは、「使ってよかったものを、正直に紹介する」と約束しています。
ただ、道具の紹介記事は、バラバラの時期に書いてきました。そのせいで、いまは読む順番が分かりにくくなっています。
後から来てくださった方には、たぶんこう見えているはずです。
「結局、この人は何を使っているの?」「どれから買えばいいの?」
そこで今回、4つを1か所に並べました。
それぞれの記事へ行かなくても、私の道具の全部と、使い方と、入れどきが分かるようにしたつもりです。
63本書いて、道具の記事は4本だけでした
先に、数え方の話をさせてください。
このサイトには、この記事を除いて63本の記録が公開されています。そのうち「使ってよかった道具」として紹介したのは、4本だけでした。
割合にすると、6パーセントです。この記事を足すと、道具の記録は5本になります。
「たった4つしか使っていないの?」
そう思われるかもしれませんが、そういう意味ではありません。試して合わなかったもの、少し使ってやめたもの、無料のまま放置しているものは、この裏にいくつもあります。
紹介記事を4本しか書かなかったのには、理由があります。自分でしばらく使い続けて、「これは他の人にも勧められる」と思えたものだけを書いたからです。
使ってもいないものを並べれば、記事の数は簡単に増やせます。でも、それをやってしまうと、このサイトでいちばん大事にしている「正直さ」が無くなります。
なので、この道具棚に並ぶのも4つだけです。
少なく見えるかもしれません。でも、これが私の全部です。
私の道具棚(4つ全部)
| 道具 | お金 | 入れどき(私の場合) |
|---|---|---|
| Claude Code | 有料プランが要る | いちばん最初。これ1つで始められた |
| Obsidian | 0円 | 同じ説明を2回したと気づいたとき |
| Typeless(音声入力) | 無料でも使える(私は有料) | 打つのが面倒で、理由を省くようになったとき |
| MacBook Pro | 私の場合40万円超 | パソコンが何度も落ちるようになってから |
それぞれが何をしてくれるかは、このあと1つずつ書きます。
この表でいちばん見てほしいのは、右はしの「入れどき」です。
4つとも、良い道具です。でも、同時に全部そろえる必要はありませんでした。
というより、そろえないほうが良かったと思っています。
困っていないうちに道具を増やすと、使いこなす前に「持っているだけ」になるからです。私は実際に、それぞれ困ってから入れました。
ここから1つずつ、もう少しくわしく書きます。
1つめ:Claude Code(話しかけると、作ってくれる相棒)
ひとことで言うと、「話しかけると、その通りに作業してくれるAIの相棒」です。
普通のAIチャットは、「やり方を教えてくれる」ことが多いです。この相棒は、教えてくれるだけでなく、実際に手を動かして作ってくれます。
いま読んでいただいているこのサイトも、一行もコードを書かずに、この相棒と一緒に半日で形にしました。
私の使い方
私がやっているのは、日本語でお願いすることだけです。
慣れてきて、いまは次の3つを必ず入れるようにしています。
- いま、どうなっているか
- どう変えたいか
- なぜそうしたいか
この3つ目の「なぜ」を省くと、私の場合、思っていたのと違うものが返ってくることが増えました。
やり直しのほうが、時間を食います。面倒でも、理由まで伝えたほうが早いです。
頼み方のコツはAIに上手に頼むコツ5つに、逆に私がやりがちだった失敗はAIへのダメな頼み方ワースト5にまとめています。記事を書いてもらうときの頼み方は、実際の依頼文をそのまま公開しました。
入れどき
いちばん最初です。
というより、この1つさえあれば始められます。私も、他の3つは後から足しました。
正直なところ
有料プランが必要です。無料で全部できるわけではありません。
私の場合、毎月かかっているお金で、いちばん大きいのがここです。金額の内訳はこのサイトを作るのにかかった費用、全部公開しますに、プランの種類と始め方はClaude Code の始め方と使い方に書きました。
それから、魔法ではありません。
丸投げすれば、勝手にお金が稼げる道具ではありません。「何を作りたいか」を考えるのは、最後まで自分の仕事でした。
くわしい紹介は、私の相棒「Claude Code」を正直に紹介しますにあります。
2つめ:Obsidian(相棒に「記憶」を持たせる置き場)
Obsidian(オブシディアン)は、ひとことで言うと「メモを、ただのファイルとしてパソコンに保存する無料アプリ」です。
なぜこれが道具棚に入っているのか。
AIの相棒は、基本的に、その場の会話が終わると内容を忘れるからです。人間のように、「先週の続き」を勝手に覚えてはくれません。
だったら、忘れない場所に書いておいて、毎回そこを読んでもらえばいい。その「忘れない場所」として使っているのが、このアプリです。
私の使い方
決まったことと、失敗したことを書いておきます。そして相棒には、作業を始めるときに「まずここを読んで」とお願いします。
書いておくと効くのは、次のような内容でした。
- 前に決めたルール(こういうときは、こうすると決めた)
- 一度やってしまった失敗(同じ穴に二度落ちないため)
- 相手や場所ごとの決まりごと
いちばん助かるのは、自己紹介をやり直さなくてよくなることです。
新しく話しかけるたびに、「私はこういうことをしていて」と説明し直す。これは、地味に疲れます。
入れどき
「同じ説明を2回している」と気づいたときです。
1回目は、まだ我慢できます。でも2回目で気づけたら、そこが入れどきだと思います。
正直なところ
無料です。ここは正直に書いても、何も引くところがありません。
ただ、入れただけでは何も起きません。書いて、読んでもらう、という手間は自分側に残ります。
くわしくは、AIに「記憶」を持たせたら、相棒がもっと頼れる存在になったに書きました。
3つめ:Typeless(長い頼みごとを、声で渡す)
しゃべった言葉を、読める文章にしてくれる音声入力のアプリです。2026年の2月から使っています。
意外に思われるかもしれませんが、コードが書けない私は、AIにたくさんの日本語を打つことになりました。
コードなら一行で済むところを、私は日本語で説明するしかないからです。その説明を、キーボードではなく口でするようになりました。
私の使い方
パソコンに残っていた7か月ぶんの記録を数えました。私が声を使っていたのは、だいたいこの4つの場面でした。
- 長い頼みごとを、一息で渡すとき。100文字を超える入力が444回ありました
- 画像へのお願いを伝えるとき。「画像」という言葉が入った入力が333回ありました
- 「このページは文字ばかりで読みにくい」といった、自分の本音を伝えるとき
- 「ここまでを記録しておいて」のような、作業の区切りの一言を入れるとき
いちばん効いたのは、1つめです。
キーボードだと、打つのが面倒で「理由」を省いてしまいがちでした。でも口で言うときは、理由がそのまま出てきます。
上に書いた「なぜそうしたいか」を省かずに済むようになったのは、この道具のおかげです。
入れどき
「打つのが面倒で、理由を省くようになった」と気づいたときです。
速く打ちたいから、ではありませんでした。私の場合、速さよりも、省かずに渡せるようになったことのほうが大きかったです。
正直なところ
困ったことも、あります。いちばんは固有名詞でした。
私がよく口にする「Claude Code」は、記録の中で114回は正しく書き起こされていました。でも、13回は別の言葉になっていました。だいたい1割です。
よく使う言葉を登録しておける機能がありますが、私はまだ使っていません。
それと、毎日きれいに使っていたわけでもありません。パソコンの記録では、4月に2,314回も使った一方で、6月はたった49回でした。合う月と、そうでない月があります。
お金の話をすると、無料のままでも使えます。無料で入力できるのは、1週間に8,000語までです。
私は有料プランを年払いで契約していて、1か月あたり12ドル(年額でまとめて請求)です。月払いにすると1か月30ドルになるので、申し込むときは払い方に気をつけてください。
料金は、2026年9月17日に公式サイトで確認したものです。変わることがあるので、申し込む前にご自身で確認してください。
記録の全部は、パソコンだけで7か月、3,897回しゃべっていましたに出しています。
4つめ:MacBook Pro(いちばん最後でいい道具)
最後は、パソコンそのものです。
先に言っておきたいのですが、これは、いちばん順番が後ろでいい道具です。
AIで副業を始めるのに、最初から40万円のパソコンは要りません。私自身、しばらくはMacBook Airでやっていました。
私の使い方
買い替えて効いたのは、AIに「同時に」お願いするときでした。
記事を作ってもらいながら、画像も作ってもらって、その裏で別の作業も進める。この「同時に」をやるようになってから、前のパソコンが何度も止まるようになりました。
逆に言うと、ひとつずつお願いしている間は、前のパソコンで足りていました。
入れどき
パソコンが、実際に落ちるようになってからです。
「そのうち重くなるかもしれないから」で先に買うのは、私はおすすめしません。
正直なところ
値段が40万円を超えたのが、唯一で最大の欠点です。
買って満足していますが、これを最初に用意しないと始められない、とは口が裂けても言えません。
くわしくは、AIと副業するのにパソコンはどこまで必要?に、買い替えの判断と金額をそのまま書きました。
入れる順番(私がもう一度やり直すなら)
※図をタップすると、大きな画像で表示されます。
4つを、私がもう一度ゼロからやり直すとしたら、この順番にします。
- Claude Code を入れる。手持ちのパソコンで始める
- 同じ説明を2回したら、Obsidian を足す(0円)
- 打つのが面倒で理由を省き始めたら、Typeless を足す(まず無料で)
- パソコンが落ちるようになったら、そこで初めてパソコンを買い替える
この順番には、共通するものがあります。
どれも、「困ってから」入れている、ということです。
先に道具をそろえても、困っていない道具は使いこなせませんでした。逆に、困ってから入れた道具は、入れた日から効きました。
もし「何から買えばいいですか」と聞かれたら、私は「まず1つめだけでいいです」と答えます。
入れなかった道具、続かなかった道具
正直さのために、こちらも書いておきます。
ひとつは、音声入力です。
私はいまのTypelessに落ち着く前に、2025年の夏から2026年の2月まで、別の音声入力アプリ(Aqua Voice)を使っていました。
悪いアプリだったわけではありません。ただ、私の使い方が変わっていくなかで、結果として、いまの1本に絞ることになりました。この話は書くと長くなるので、次の記録で別に書きます。
もうひとつは、有料の素材やデザインのサービスです。
このサイトの図は全部自作で、フォントも無料のものを使っています。お金をかけるべきか迷ったのですが、いまのところ、かけずに足りています。
それから、さっき書いた「よく使う言葉を登録する機能」。便利そうだと分かっていながら、私はまだ使っていません。
持っている機能を全部使えているわけではない。これも、正直なところです。
まとめ
- この記事を除く63本の記録のうち、道具として紹介できたのは4つだけでした
- 4つとも良い道具ですが、同時にそろえる必要はありませんでした
- 最初に要るのは Claude Code 1つ。手持ちのパソコンで始められます
- 同じ説明を2回したら Obsidian(0円)
- 理由を省くようになったら Typeless(まず無料で)
- パソコンが落ちるようになったら、そこで初めて買い替え
- どれも「困ってから」入れたほうが、入れた日から効きました
道具は、あくまで道具です。
でも、順番を間違えなければ、思っているよりずっと少ない持ち物で始められます。
これから先も、使ってよかったものが増えたら、使い方と、正直に困ったところも一緒に書いて、この棚に足していきます。
道具を増やしたくなったら、先に「いま何に困っているか」をひとことで書き出してから決めても、遅くはありません。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次の記録で。
次に読む
- 使ってよかった道具
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Aqua Voiceを2025年8月15日から2026年2月5日まで使い、翌日からTypelessに切り替えました。残っていた記録はAqua Voiceが317回、Typelessが7か月で3,897回。ただし、この回数で性能の優劣は決められません。Aqua Voiceの良かったところと、Typeless一本にした理由を、分かっている範囲で正直に書きます。
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- 使ってよかった道具
AIに「記憶」を持たせたら、相棒がもっと頼れる存在になった(Obsidian × Claude Code)
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